浮かして処理して環境保全 |
浮太郎(ういたろう)は浮遊物質や油分、及び薬品凝集して沈みにくい固形物などを短時間で浮上させ、スカムと処理水に分解します。 |
小スペースでコンパクト、しかも高効率な 【 加圧浮上装置 】 |
║ 浮太郎の仕組み |
①原水槽に流入した廃水を計量槽で定量に調節して凝集反応槽へ 送ります。 ②凝集反応槽で(a)凝集剤、(b)中和剤、(c)高分子 凝集剤を添加し攪拌します。 ③加圧水発生装置で処理水を利用し加圧水を生成します。 ④凝集された廃水は、加圧水と混合させ、浮上槽へ入ります。 ⑤加圧水は浮上槽内で大気圧に減圧されることにより、微細な 気泡が発生します。 ⑥微細気泡が懸濁質を包み、フロックを水より軽くして浮上 させます。 ⑦浮上したフロックはスカムとしてスカムスキマにて掻き取られ 汚泥槽に排出します。 |
浮太郎の4大特徴 |
◎生物処理の困難な排水や沈殿に時間のかかる排水を 短時間で分解できます。 ◎コンパクト設計が可能で、 ユニット化 できます。 ◎加圧水は処理水を使用しているので 低コスト です。 ◎加圧水生成部は、ポンプの目詰まりによる トラブルがなく、長期間の連続運転が可能です 。 ※薬品等別途必要なものがあります。 ご相談下さい。 |
☆性能及び仕様 |
機 種 | 処理能力 | 設置スペース(参考) | 材 質 |
浮太郎Ⅲ | 3m2/h | 2×2.5m | ステンレス (SUS304) 一部機器を除く |
浮太郎Ⅴ | 5m2/h | 2×3.5m | |
浮太郎Ⅷ | 8m2/h | 2.5×4.0m | |
浮太郎Ⅹ | 10m2/h | 2.5×5.0m | |
浮太郎ⅩⅤ | 15m2/h | 2.5×6.0m | |
太郎ⅩⅩ | 20m2/h | 3.0×8.0m |
浮太郎と搾太郎はできればご一緒に |
浮太郎から発生する汚泥は高濃度であるため、搾太郎と組み合わせて設置することをお薦めいたします。 フレキシブル対応設計で、設置スペース室内レイアウトにあわせ、組み合わせを自由にアレンジできます。 |
設置例
処理能力 | 設置スペース(参考) | 材 質 |
3m2/h | 3.6×3.6m | ステンレス (SUS304) 一部機器を除く |
5m2/h | 4.5×4.5m | |
8m2/h | 5.4×5.4m | |
10m2/h | 5.4×6.3m | |
15m2/h | 5.4×7.2m | |
20m2/h | 5.4×9.0m |
スカムもエコ処理!! |
脱水ケーキの処理は、無太郎(固形有機物消滅型分解機)または、 減太郎(低温熱分解ガス化装置)での処理をご提案致します。 |